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「脳疲労」「肝疲労」を作らない生活 Part.6

2022.06.18

日本列島、北海道以外は梅雨入り。

今年の梅雨入りは例年に比べてやや遅いとのことですが、本格的にジトジトがやってきます。

先週も書きましたが、ジトジトが始まると「脳」はサッパリしたい欲求にかられます。

サッパリしたい欲求にかられ、冷たい物を摂り過ぎるとお腹が冷える。

お腹が冷えれば、温めようと血液は胃に集まり「脳」に酸素と栄養が不足する方も出てきます。

「脳」の酸欠は頭痛を起こす。頭痛は「脳疲労」の始まりです。

血液を全身にくまなく届けようと心臓は頑張り、肝臓は心臓をサポートする訳ですが、血を造る材料が足りないと・・・「肝疲労」も起こってきます。

「肝疲労」が起こってくると栄養素の貯蔵と加工・再合成力が低下しますから、食べた物を自身の筋肉や組織にする力が劣化してきます。

同時に肝臓の大切な働きである解毒作用(老廃物や体内から取り込まれた様々な有害物質を分解、無毒化する働き)や生体防御作用(いわゆる免疫の働き)も低下してしまうのです。

臓器としての肝臓の働きは生体の化学工場と言われ、人工心臓は作る事が出来ましたが人工肝臓を作るとしたら一大化学工業地帯程の大規模な面積になると予想されています。

私たちの内臓はどの臓器をとってみてもそれぞれ大切な働きをしている訳ですが、とりわけ肝臓の仕事量がいかに大きな物であるか! ビックリしますね。

 

東洋医学理論では臓器としての肝臓の働きのみならず、自律神経や子宮、目や筋腱の働き、そして情緒やホルモンを調節する間脳の働きも「肝」と位置づけられています。

「肝疲労」が起これば「脳疲労」に直結するのです。

 

ジトジトが始まった季節に「肝疲労」を起こさないよう、栄養をつけるためには香辛料をたっぷり使ったスパイシー料理がお勧めです。パンチが効いたスパイシー料理で汗を出して食べていただく事で胃腸の働きも高まります。

キーマカレーやタンドリーチキンも良いですね。

ただ市販のカレールーには身体に炎症を起こしやすい油が多く含まれている物もありますので注意ください。特にパーム油が使ってあるカレールーは避けていただいた方が賢明です。

出来るだけご自分で香辛料を調節して調理してくださいね。

毎度言いますが、鍋料理は間違いないです。キムチやニラ、もやし、豚肉や鶏肉をたっぷり入れた鍋。

身体の湿気も飛ばし、食欲増進!

これからジトジト暑くなる季節を元気に過ごしていきましょうね。

 

また来週。

 

 

 

 

 

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