先週の続きです。
先週は体を温めてくれる食材として土の中で育つ物、比較的土の近く、土のすぐ上で育つ野菜を増やしてください、と話しました。
今回は肉や魚ではどんな物が体を温め、エネルギーをしっかりと作る働きが強い物かについて書きたいと思います。
お肉では、寒くなってきた季節にピッタリの、一番温性を持っているのは羊肉です。
羊肉。ジンギスカンと言えば北海道。
寒い地方で食べられてきた多くの物は温性の性質を持っていると思っていただいても良いと思います。
皆さんは羊肉を食べた経験はおありですか?
ジンギスカンを食べさせてくれるお店も増えましたし、近年私たちの周り、スーパーでも見かけるようになりましたが、まだまだ食卓に羊肉が並ぶことは少ないのではないでしょうか。
羊肉と聞くと「臭くて食べられない」と言う声もよく聞き、敬遠される方もおられるかも?
確かにお肉ですから鮮度の問題はあります。
私も羊肉をいただいて、少し匂って食べにくかったという経験もあります。
ところが最近は凄いですね。
北海道から産地直送と入ってくる羊肉は臭みも無く、とっても美味しくいただけますよ。
味付けがしてあるパック物もありますので、試しに食べてみてはいかがでしょうか。
羊肉は脂も少なくお肉の中では低カロリーで、体を温め脂肪を燃焼させてくれるカルニチンが同じグラム数で牛肉や豚肉の3倍以上も含まれている優れものです。
今まで食べていただく機会が無かった方も是非チャレンジしてみてください。
また豚肉や鶏肉をお鍋に入れていただく事はオススメです。
この季節もタンパク質の補給は欠かさないように気を付けてくださいね。
来週はお魚編で。