9月になりました。
先日、常連のお客様が「8月が過ぎたら今年も早いよ。あっという間に暮れが来て、明けましておめでとうだわ。」とおっしゃってられました。
う~ん、確かに・・・
小学生の頃は夏休みが終わって寂しいのですが、二学期が始まると運動会や遠足、社会見学等があり秋はイベント盛りだくさん。
嬉しくて仕方なかったと思い出しますが、この歳になると先のお客様が言われる通り、あっという間に暮れが来て・・・本当にそんな気がします。
なんでしょう、ちょっと寂しい。刺激が足りないのかな。これもコロナが長引いている事が影響しているのでしょうか。
こんな事を言っていてはダメですね。
秋を楽しみ元気に過ごしてまいりましょう。
秋を元気に過ごすために今注意いただきたい事は、いつまでも暑い夏の夜と変わらず就寝時に身体を冷やし過ぎない事。
まだまだ寝苦しい時もあると思いますが空調の設定温度は少し上げていただく方が良いです。
真夏は熱帯夜と言われる位で就寝時そこそこ身体を冷やしてもそんなに負担をかけません。
ただ足元だけは冷やさないようタオルケット一枚をかけて休んでくださいね、と以前にもお伝えしました。
涼しくなるのはまだまだ先の話ですが、徐々に夜の気温が下がってきましたから空調を使っておられるなら肌の露出はできるだけ控えるようにしてください。
就寝時に皮膚を冷やし過ぎると、身体は冷えた皮膚を温めようと頑張ります。
血液に酸素を入れる肺、血液を産生する肝臓は働き続けます。
本来寝ている時は内臓も仕事量を減らし休めてあげなければなりません。
寝ている間に内臓の仕事量、肺と肝臓の仕事量が減らない日々が続くと、涼しくなった頃に咳が出たり鼻水が出たりという症状を起こしやすくしてしまいます。
同時に涼しくなっても夏と同じように冷たい物で胃腸を冷やしている方も咳や鼻水が出やすくなります。
漢方理論では肺と皮膚、そして大腸は繋がっていると教えています。
出来るだけ夜は皮膚を冷やさないこととバランスの良い食事を心がけ、毎日快便であることが肺の働きを助け、秋を過ごしやすくしてくれます。
ちょっと気にかけてみてくださいね。
また来週。