日本列島は日に日に気温が上がり、まだ4月なのに夏日が続出。
30度以上となる真夏日を観測する地域も出てきてビックリです。
今年の夏はどうなることやら。先が思いやられます。
ただ日中気温が上がっても夜はグッと冷え込む事があったりしていますから気を付けて過ごしていきましょう。
暑い日が続くとあっさりした物が食べたくなり、ついつい素麺や冷麺で食事を済ませてしまう事があります。
素麺や冷麺を食べていただいても良いのですが、ゆで卵、豚肉を湯がいた物やキムチと炒めたりした物等を一緒に食べるようにしてくださいね。
この時期にあっさりした食事、タンパク質不足の食事が続くと本格的な夏を迎える前に「夏バテ」をおこす事があります。
「夏バテ」は2タイプあり、日頃の栄養不足が原因だけでは無いのでしょうが、暑い夏を迎えると体力が追い付かず動きが乏しくなるタイプの「夏バテ」と、暑い夏に冷たい物を摂り過ぎた事で胃腸を弱らせ食欲が無くなり身体が重ダルくなると言う「夏バテ」。
こうした「夏バテ」を起こさないようにするためにも5月6月の食事と過ごし方は大切です。
私は肉や魚、卵や大豆類等タンパク質をしっかり食べていただくよう話してきました。
ただタンパク質を分解して身体に吸収させるための消化酵素は悲しい事に年齢と共に低下してくる方が多いです。
タンパク質が血液を造りアルブミン値を増やす材料である事に間違いは無いのですが、消化酵素が少なくなっている方の場合、頑張って肉や卵を食べるとすぐに胸やけが起こるという方もいらっしゃいます。
そこで肉や魚、卵を食べていただく時に大根や白菜、キャベツもしっかり食べてください。
魚を大根や白菜で煮付けて食べる。
肉を食べる時も大根のおろしポン酢で食べる。
大根や白菜は消化を助ける野菜です。
今日はここまで。
ではまた来週。