暦の上では既に秋。
今週はニュースでもブルームーンが取り上げられていました。
初秋ではあるのですが日中はまだまだ暑い!
熱中症の心配も尽きません。
適度な水分補給をしつつ気を付けて過ごしていきましょう。
以前にも書きましたが、ドラッグテジョンに咳がひどいとの相談が続いています。
咳の相談はほとんどの方が錦3丁目に勤めている方なので、皆さんには当てはまらないかもしれませんが、この時期に出る咳の原因のほとんどは、冷たい飲み物でお腹を冷やし続け、就寝時にクーラーで身体を冷やし過ぎている事ですからご注意ください。
私たちの身体は冷えた所を温めようと血液を沢山送り届けます。
胃袋が冷えていれば胃に血液を、体表が冷えていれば体表に血液を一生懸命送り届け、冷えを解消させようとする訳ですが、これが過度になれば他に血液が必要とする所へ充分に届かなくなるケースもあるのです。
この時期に咳が長く続く方が一番気を付けなければならない事は胃袋を冷やし過ぎない、体表を冷やし過ぎない事と思ってください。
肺は酸素を血液に取り込み二酸化炭素を排出する大切な臓器。
血液に酸素を取り込む力が減少すれば、体中に送り届ける酸素量が当然減少します。
酸素が届かない、いわゆる酸欠状態が起こる所では痛みや痺れも起こりやすくなります。
大切な肺の働きを担保するためには肺が潤っていなければなりません。
就寝時でも私たちは呼吸をしている訳ですから、クーラーで冷やし過ぎていれば肺の中が乾燥しやすくなります。
また胃袋を絶えず冷やし続ければ胃に血液が集まり過ぎて、肺や心臓の機能を低下させます。
もし咳が出始めた方はこの二つの点を理解いただき、体表を冷やし過ぎない、胃袋を冷やさないよう過ごしてください。
お薬を使うような状態であるなら余計にこの事を注意してくださいね。
ではまた来週。