先週、5月を元気に過ごして行きましょうと話しましたが、「ここ最近、動くと直ぐに疲れる」
「何するにしてもめんどくさいと思う」「頭と行動が伴わない」とのご相談が、立て続けに
入りました。このような話は5月に限った相談では無いのですが、もう一度「春」と言う
季節の性質に触れながら、話しますので皆さんも気にして読んでみて下さい。
自然界の陽気が上がってくると(気温が上がってきたと捉えて頂いても構いません)
草木も芽を出し成長します。また草木だけではなく土の中で眠っていた虫達も動き出し
ますよね。陽気はまさしく動きたいという『気』を促すのです。
人も同じく陽気が上がってくると、多くの方は活動の幅が広がってくるものです。
活動の幅が広がることは悪いことではないのですが、活動する為の力が充分に無いと
「動くと直ぐに疲れる」となってしまいます。活動する為の力とは、栄養であり、筋力です。
春に上がってきた陽気について行く「体力」が無いと、脳も疲れを強く感じます。
「何するにしてもめんどくさく思う」「頭と行動が伴わない」となるのは、脳に栄養と酸素が
届きにくくなっているせいかもしれません。活動の幅が広がる春は、身体中が酸素と栄養を
求めますが、特に脳は酸素と栄養が届きにくくなると、途端に気力を作る力が低下します。
草木が成長するのは、土の中からしっかりと栄養分を吸収しているからです。
人が春を上手く過ごしていくためには、身体が喜ぶ栄養と栄養を吸収するお腹の力を
キ-プしておかねばなりません。春こそジャンクフードをさけ、タンパク質をしっかりと摂る
ことを心掛け、活動する時にはストレッチをして体をほぐしてから動くようにしましょう。
そしてお出かけ前に、「酸素の運び屋さん」スクワレンを食べて動くと疲労も軽減できますよ。
皆さん元気に~!
ではまた来週。