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6月病対策はお腹を温めることから

2024.05.31

今週で5月も終わり、6月となりますが本当に月日がアッと言う間に過ぎて行くなと感じます。

5月は新しい環境での生活が始まった学生や新社会人の方達が、何もする気が起こらないと

学校や会社に行けなくなるケースがしばしば有ります。「5月病」とも言われますね。

なぜ「5月病」が起こるかと言えば、新しい環境へ適応する体力が足りない事が原因であること

に間違いないのですが、先週も話しましたように気象の問題も少なからずあるようです。

最近のニュースでは「5月病」で終わらず「6月病」もあるとの事。

確かに6月も気温、気圧の変動が大きいので注意が必要ですね。

5月も寒暖の差が激しく、朝昼は真夏のような暑さになることもありました。

梅雨を迎える6月は、暑さにプラスして雨の問題が起こります。

皆さんの中にも雨が降る前が苦手と言う方もおられるでしょう。雨が降る前の気圧の変動が

身体、特に脳に大きなストレスを与えるのです。

「雨が降ることが分かる。雨が降る前が苦手!」と話してくれる方に私がアドバイスできるのは

「お腹を温かくしておきましょう!」です。

低気圧は多くの水分、水蒸気を含み雨を降らせます。湿度もグッと上昇してきます。

この様な状況の時に蒸し蒸しするからと、冷たい飲み物でお腹を冷やすと、余計にお腹に

湿気が増え、増えた湿気を処理する為に、血液はお腹に集まりますから頭に酸素と栄養が

届きにくくなり、頭のフラフラが止まらないというような事が起こります。

雨が降る前が苦手と言う方こそ、お腹を温めておいてください。

そうすることで体調が崩れることを随分、防いでくれますから。

ひょっとしたら新しい環境に適応する体力の低下は脳の働きを整える為の栄養が足りてないこと

から起こるのかも知れません。

蒸し蒸しが上がってくる季節こそ、お腹を温めて脳に酸素と栄養をしっかり届けられるように

過ごして行きましょうね。

ではまた来週。

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