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冬は色が黒い食べ物をたくさん食べるようにしましょう。

2024.02.03

2024年元旦に起こった震災からひと月が過ぎましたが、まだまだ大変な状況が続いています。

私たちも、それぞれが出来ることで応援していきましょうね。

今日は節分。お豆は食べられましたか⁉

私がちょこちょこお邪魔するうどん屋さんのおかみさんは、「年々、豆を食べる数が増えて大変!」と笑って話されていました。

明日は立春となり暦の上では春ですが、暖冬とは言えまだまだ寒い日が続くと思います。

体力を落とさないよう、気をつけて過ごしていきましょう。

先週、季節の変わり目の過ごし方として”土用”があることを話しました。

土用の話は、漢方理論にある陰陽五行説から出たものです。要約するなら季節の変わり目は胃腸の働きが盛んになる傾向にあるので、食べるものに注意が必要と思って頂ければ良いと思います。

どのようなことを注意するかと言えば、食べていただく物の”色”。

漢方理論にある陰陽五行説では春夏秋冬、各季節に季節を現す色があると教えています。

またそれだけではなく、各季節は私たちの身体にある各臓器とも結びついているとも教えているのです。

まだまだ寒い冬の只中。冬を表す色は黒です。何となくイメージが湧くでしょうか?

そして寒さによってダメージを受けやすい臓器は“腎”。トイレが近くなったり、ウィルスや細菌を身体に取りこまないようガードするよう副腎皮質ホルモンも活発に作ろうとしますから負担もかかります。

そうしたことも考えた上で、冬に食べていただく物を増やすとすれば、冬を表す色、色の黒い食べ物を食べるように心がけてみて下さい。

色が黒い食べ物の多くは、身体を温めてくれる食材です。黒豆、黒ゴマ、味噌や昆布、山芋等は毎日食べていただけたらと思います。そしてシイタケは免疫機能を整えてくれる働きもありますのでお勧めですよ。

お鍋に入れて豚肉や鶏肉と一緒に食べて下さいね。

この季節を上手く過ごしていきましょう。

ではまた来週。

 

 

 

 

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