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心臓の負担を和らげるホルモンBNPはご存知ですか

2024.06.07

今年は日本全国の梅雨入りが遅くなっているとの気象ニュースが流れていますが、段々と

蒸し蒸しを感じるようになって来ましたね。

「湿度が上がって、途端に体が重だるくなった」と感じる方は先週も話した通り、冷たい物の

摂り過ぎには気をつけてもらいたいのですが、皆さんBNP値ってご存知でしょうか。

BNPは、心臓の負担を和らげるホルモンのことでBNPが高くなると心臓は頑張り過ぎの状態、

心臓に過剰な負担が掛かっていることを示します。

「最近、動悸が起こる」とか「息切れが酷い」「手足がむくむようになった」というような

症状を感じたら血液検査をしてもらうと良いかも知れません。

当店に「目指せ100歳!」と週1回は来店くださる男性が「お医者さんから血液検査の説明を

受けたけど、よう分からんで教えてくれる?」と検査表を持って来られました。

見せていただくとBNPが随分、上がっている一方でe-GFRがかなり下がっていました。

e-GFR値は腎臓の機能状態を知る指標の一つとなる検査数値で、この数値が下がったのは

腎機能低下が考えられます。

心臓は全身に「酸素と栄養」を送り届けようと働いてくれています。しかし「酸素と栄養」を

届ける道である血管が脆くなっていたり、血管内に体が必要としない油や糖分が蓄積し、

血流障害が起こる体になってくると心臓に過度な負担がかかってきます。

心臓は全身の細胞のために何とか「酸素と栄養」を送り届けようと頑張るのですが

働けど働けど「酸素と栄養」を送り届けることが難しくなった結果、腎臓の機能も

低下してしまっている状態と考えられるのです。この男性は96歳。

年齢のことを考えると激しく体に刺激を与えるような漢方薬も使いたくありません。

そこで体に優しく、負担を軽減してくれるサプリメントを飲んで頂くようにしました。

さて、そのサプリメントとは❓

ではまた来週。

 

 

 

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