皆さんこんにちは。
先週はブログを準備することができず失礼いたしました。
時々、こういう事も起こってしまい・・・お許しを(^_^;)
2週に渡ってむくみについてお話しましたが、むくみを起こさないためにも、気温と湿度が上がってきた季節に意識して食べていただきたい食材についてお話いたします。
季節は春から梅雨に入り夏に向かっている所ですが、この季節を気持ち良く過ごしていくためには、酸味と苦味を感じる食材を準備いただきたいです。
以前、コロナ禍以外の年においても春はモヤモヤが起こりやすい季節とお話しました。
モヤモヤを解消するには食材に酸味を加えると良いですよとお伝えしましたが、酸味は血管を引き締める働きがあります。
食材にレモン等の柑橘類を使う事で、血管を引き締め、巡りを良くする事によって気分も良くなる。
また、モヤモヤが続く時は血を作る力が低下しがちになりますから、タンパク質、特にレバー、そしてシジミや牡蠣、ほうれん草やニンジンも食べてもらいたい食材でした。
この事を意識しながら、気温と湿度が上がってきた時は食卓に用意いただきたい食材がいくつかあります。
考え方として
①気温が上がってくるとどうしても体内に熱がこもりやすくなる。
②湿度が上がってくると水分の摂り過ぎもありますが、要らない湿気が体内にこもりやすくなる。
この二つに対しての対処法、食材の選び方です。
①に対しては、まず葉物を中心にキュウリやトマトを加えたサラダを食べていただく事。
何もかけずに食べていただけるのであれば、それにこしたことはありませんが、ドレッシングを使いたい方は可能であればご家庭でエゴマ油、アマニ油にレモンやお酢を加え黒コショウと少量の塩分で味を整えてお使いください。
ひと手間かかりますが冬瓜(トウガン)スープやナスのおひたしもいかがでしょうか。
ゴーヤ(ニガウリ)チャンプルーもお勧めです。
これらの食材は清熱作用があり、体の中に作らなくてもよい熱のこもりを除去するよう働いてくれます。
苦味の食材は頻度を上げて食べていただくと夏バテ解消にも良いと思います。
また、暑くなってくると心臓にも負担がかかってきます。
心臓の働きを整え、血管を丈夫にし血液を綺麗にしてくれる食材にラッキョウ、ニラ、アスパラガス、玉ねぎ等があります。これらの物とタンパク質、特に夏場はビタミンB群もしっかり摂る事ができる豚肉や血管をしなやかにしてくれる青魚等と一緒にバランス良く食べてくださいね。
またデザートとして食べていただくならスイカ!
スイカはカリウムを豊富に含んでいる野菜。
カリウムは心臓の働きを整えるために必要なミネラルです。
また、スイカは②要らない湿気が体内にこもりやすくなる事を防いでくれる食材でもあり、体から湿気も排出してくれる優れものです。
プラスして湿気がこもりやすくなりがちな方は、豆類、枝豆や小豆もこの季節に食べていただきたいと思います。
ドラッグテジョンの権さんも自身で小豆を炊き、食べてくれていますが調子良好との事。
この季節、体が失調しないよう上手く食材をチョイスいただき食卓を豊かにしてください。