先々週はお肉(羊肉)、先週はお魚(EPA)の話をさせていただきました。
寒くなってきますとお鍋が恋しい!
お鍋は肉でも魚でも何を入れても美味しくいただけますし、野菜や豆腐、椎茸、エノキも鍋に入れてしっかり食べる事ができますよね。
各地方にご当地の鍋料理がありますが、色んな味にチャレンジいただき楽しんでください。
沖縄では滋養の魚?として「エラブ」が有名です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、エラブは「海ヘビ」。
見た目は・・「うつぼ」のような・・・ちょっとグロテスクですが・・・栄養価がメチャクチャ高い!
沖縄の方はエラブを鍋にしたり、エラブ汁として食べておられます。
エラブにはEPAも豊富で、ミネラルや必須アミノ酸もしっかりと摂ることができます。
もともと琉球王朝時代、高級薬膳料理として珍重されてきました。
漢方の本家、中国でも海ヘビは“蛇婆”と呼ばれ「幻の霊薬」として、なかなか手に入らない食養の宝との位置付けだったようです。
沖縄に行かれる事がありましたら是非、食べてみてくださいね。
また、沖縄はアグー豚が有名。
海の物、陸の物、体に力をつけてくれ体に優しいタンパク源を食べてこられた事で沖縄人は長寿でした。
ところが最近は・・・沖縄もコンビニの嵐。
なかなか従来からの沖縄食は若者の口に入らなくなっているようで・・・
「沖縄人の健康寿命は確実に変わっていく」と嘆いておられる方もみえます。
私たちの体に自然の恵みである動物や魚、お米や野菜、果物をいただく時、商業と工業を入れるな!と言われたのが、植物発酵エキスを作り上げた創始者です。
現代社会を生きる私たちの食に全て無添加、加工食品無しに暮らす事は難しいと思いますが、できるだけ自然の恵みはそのままに感謝していただけたらと思います。