いよいよ寒くなってきました。
皆さんは寒さ対策、何か考えて実行なされてますか?
寒い季節になると肩がこる、血圧が上がる、またトイレが近くなると言った症状を訴えられる方も多くいらっしゃいます。
今回は手軽にできるストレッチとツボ押しの話をしたいと思います。
寒さは体に緊張を与え、どうしても体は縮こまりがちになります。寒さによる体の緊張が筋肉を硬化させ肩こりや血圧の上昇にもつながっています。
そこで簡単なストレッチ。
肩甲骨を拡げる体操をおすすめいたします。
まず体の正面にまっすぐ手を伸ばし、手首を折ってスタンバイ。ここからゆっくり斜め上に手を伸ばします。
この写真くらいに手を上げますが、この時も手首を折ったままにしてください。これをゆっくり10回繰り返します。
腕の力が脱力していることがポイント。
10回繰り返しを一日二回、三回行ってみてください。肩甲骨の可動域が拡がり、首元がスッキリしていただけるはずです。筋肉の緊張がほぐれると血圧も自然に下がり落ち着きます。
多くの方は年齢と共に体に水を持つ力が徐々に低下する傾向にあります。体に潤いを保てなくなってくるのです。
この事を漢方用語で“腎虚”と言います。詳しくは別の機会にまたお話しますが、“腎虚”傾向が現れてくると体がかさついたり、骨や歯が弱くなってきたり、トイレが近くなるという症状が出ます。
そこで体を潤し保湿を促すツボをご紹介したのが、手と足のイラスト図です。ぜひストレッチと併せて、このツボも押してみてください。
足ツボも指のツボも“腎虚”傾向にある方は痛いと思いますが、ほどほどの強さで日々継続してみると足やお腹が温まり、トイレが近い事の解消に一役買ってくれますよ。