目の疲れを回復させる食物に「枸杞(クコ)の実」があります。
中華料理のデザートで杏仁豆腐がありますよね。
杏仁豆腐の上に赤いドライフルーツが一つ二つ。
クコの実を乾燥させドライフルーツとして食べる事が一般的なようです。
ナス科の植物で日本中に自生しているようですが、中国の西安の北に寧夏(ネイカ)という所があるようで・・・
枸杞はこの寧夏の物が上質とされています。
私の所に中国から珍しい生薬を持って来てくれる業者の方がいるのですが、その方が持って来てくれた寧夏のクコの実は最高でした。
まず一粒が大きい! 二つ三つ頬張ると甘酸っぱく爽やかな味が広がります。
もうどれだけでも続けて食べられる味。
クコの実は「肝・腎の機能を整える働き」に長け、血圧降下作用やコレステロール・中性脂肪・血糖値の降下作用もあるという、内臓をクリーニングしてくれる食べ物であると報告も上がっています。
あと皆さん、鯉(コイ)は食べた事ありますか?
東海地方で鯉を食べさせてくれるお店と言えば国道23号線海部郡飛島が有名です。
「鯉の洗い」「鯉濃」・・・大好きな方もいらっしゃいますが・・・私はちょっと苦手ですが(^_^;)・・・
鯉の身は栄養価も高く滋養強壮に持ってこい(シャレじゃないですよ笑)ですが、
「目」の疲れに働いてくれる部分は鯉の「胆のう」なんです。
古くから鯉の胆のうは血管の浄化剤として用いられてきました。
食べた物の消化を手伝う働きもあり中国では食してきた歴史もあるようですが、
現在日本では食用は禁止され、「誤って食べたら体に負担をかけてしまう部位である」と注意が必要です。
ただ鯉の胆のうの働きは素晴らしい物で、なんとか食用として用いる事ができないか研究されてきました。
鯉の胆のうを食品として使う事ができる様安全性を担保し、目の働きにも良いクコの実等を配合した健康食品も当店では人気です。