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自らを律する神経・・・自律神経

2020.09.19

でらE~テジョンニュースをお読みくださった方から、自律神経の働きについてもう少し説明してとお話しを頂きました。

 

自律神経・・・この漢字を読むとなんか厄介な、厳しい神経って気がしますよね。

自らを律するなんて。

まぁ、何と言うか、ちょっとね。

元々の語源は何なのかと思うような話なのですが、体のバランスが整っている時は自らを律することが出来ている、ぐらいに思っていただけたらと考えます。

 

自律神経は交感神経と副交感神経により成り立っていると先回書きました。

交感神経と副交感神経の働きと睡眠との関係について二回に分けて、少し説明したいと思います。

 

今回は交感神経。

交感神経は起きている時、運動する時に優位に働く神経ラインです。

交感神経は活動時に目を開かせ、筋肉に少し緊張を持たせ、体がいつでも動けるよう整えてくれる神経でもあります。

子供の頃、運動会で「位置について!」と先生に言われた時、心臓がドックンドックンした覚えはないでしょうか?

スタートダッシュをするために心臓が全身に血液を送ろうとする準備と緊張が、このドックンドックンを作ります。

このドックンドックンは正常な交感神経の緊張です。

一生懸命走ろ~とするために体が緊張を作らないと筋肉は働いてくれません。

この緊張はとても大切な事なのです。

話しは変わりますが、結婚式でスピーチを頼まれた事はありませんか?

この時もドックンドックンしたのでは?

このドックンドックンも極めて正常なドックンドックンな訳で。

誰しも大勢の方が集まっている席の中でスピーチともなれば緊張もしますよね。

ところが日々の生活の中で就寝に入ろうとする時にドックンドックンが来たならどうでしょう?

就寝前に交感神経の緊張を作る必要は無いのですが、仕事や人間関係のストレスからか、考え事が消えないとするなら自律神経のバランスが崩れているかも?と思ってください。

起きている時に働く交感神経から休もう、休んでいる時に働いてくれる副交感神経へのバトンタッチが上手くいかない状態からの脱却、副交感神経のお話はまた次回に。

 

おやすみなさい。

 

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