三寒四温と言いますが日中は暖かい日が多くなりましたね。
名古屋市東区高岳に早咲きの桜で有名な並木道があります。
オオカンザクラという品種だそうですが、ただいま満開。
私は車で通るだけなのですが、この並木道の桜を見ると春の訪れを感じます。
皆さんのお近くで桜や草花を見ながら散歩いただくことも良いですよね。
自然の力って本当にすごい!
今年も咲いてくれた花を見ているだけで、私自身生かされている喜びを感じます。
ちょっと前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「健康は夜につくられる」。
眠りの質が体の修復力のバロメーターになるというお話です。
私たちの脳は起きている時、活動している時は絶えず動いていますから、活動時の脳波はほぼ一定の細かい波で流れています。
活動時の脳波はそれで良い訳ですが、脳も体も絶えず動きっぱなしではオーバーヒートしてしまいます。
頑張って働いてくれている脳と体は休憩させる時間を作らなくてはならないのです。
脳と体を休憩させ傷んでいる所を修復させる時間が睡眠です。
ところが睡眠時に起きている時、活動している時と同じ脳波であったとしたら・・・。
朝起きた時に寝た気がしない、体がだるい、憂鬱な気分で一日が始まろうとしているetc…
皆さんはレム睡眠、ノンレム睡眠という言葉・・・どこかでお聞きかと思います。
この言葉は眠っている時の状態を示します。
深く眠れている時がノンレム睡眠状態という脳波が現れます。
起きている時の細かい脳波と比べ、いきなり5倍、6倍、谷底に落ちたような深い脳波形が出現します。
初動のノンレム睡眠、谷底に落ちたような深い脳波が脳と体を修復しようとする第一ステップなのです。
深い眠り、ノンレム睡眠から誰しも浅い眠り、レム睡眠へと移行する脳波を作るのですが、この周期が眠りの中で4回くらい繰り返される状態が理想です。
初回が一番深く100分くらい。
徐々に浅くなり、起床前4回目には80分くらい。
平均すると6時間睡眠。
人によっては7時間であったり8時間の方もあるでしょう。
起床まで4回ノンレム睡眠を作りますが、徐々にノンレム睡眠も浅くはなっていきます。
ただ何度も言いますが、寝入りばなに深くグッスリ(ドラッグテジョンでは睡眠の質、レベル4と呼んでいます)ノンレム睡眠を作ることが大切。
今回は眠っている間に働くホルモンの話をする予定でしたが、ついつい脳波の話が長くなり・・・お許しください。
体を修復してくれるホルモンの話はまた次回に(^_^;)