皆さんゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
ドラッグテジョンもこの期間お休みをいただきましたが、私は今年もステイホーム。
部屋の片づけ、書類の整理等をして過ごしました。
あとは草むしりと皿洗い。普段、家のことをほとんどやらないものですから(汗)
まぁのんびりできて良かったです。
ゴールデンウイークが終わると春も終わりって感じるのは私だけでしょうか?
ここからは湿度が徐々に上がり梅雨を迎え、暑~い名古屋の夏に向かっていくんだなって思ってしまいます。
日本には四季がありますから、季節ごとに過ごし方を考え、体を整える食事(難しい言葉でもないのですが食養生と言いますね)を考えておくと失調も少なくなります。
かなり前にこのブログでも「モヤっとが続く時、お勧めの食事は⁈」って上げましたが、これは春に気を付けていただきたい食養生でもありました。
昨年からの新型コロナウィルス騒動で「モヤっと」が続く時もあっての食養生ですが、実はいつの年においても春は「モヤっと」に気を付けねばならない季節であることをご存知だったでしょうか?
春は暖かくなり気分も良くなるという方もおられる一方、春の風が体に障(さわ)る(花粉症もそのひとつです)方があったりします。
また春は卒業の季節であり、新生活の始まりの季節。
こうした環境の変化に体やメンタルがついていけず失調を起こしてしまう方もおられるのです。
中医学や漢方理論で考える「春」に一番整えておきたい臓器は「肝」です。
「肝」は血を蔵(くら)す臓器です。
私たちの体中を巡り細胞一つ一つを動かしている物は血と水。
細胞は血液が運んでくれる栄養と酸素によって働いてくれています。
以前にもお話した繰り返しになりますが、子供が一番成長する時も春。
成長するには「肝」が喜ぶ血と筋肉を作る材料タンパク質をしっかりと摂っておく必要があります。
大人になってからも出ている成長ホルモンの原材料もタンパク質。
環境の変化に体やメンタルがついていけず失調を起こしやすい方も、日々の食生活でタンパク質が欠乏しないよう食事を整えてくださいね。
春は四季の中で一番タンパク補給をおろそかにしてはいけない季節なのです。
そこで大切なこと。
食事の仕方です。
いくらタンパク質を摂ろうと意識し食事を準備したとしても、消化・吸収されなければ元気な血液を作ることはできません。
今後、このブログの中で季節ごとに意識していただきたい臓器のこと、臓器が喜んでくれる食べ物、嫌がる食べ物のことを書いていきたいと思いますが、各臓器が元気に働いてくれるためには食べ物が消化・吸収でき各臓器に栄養が届かなければなりません。
どのような季節にあっても食事をする時には一口30回は咀嚼するよう心掛けてくださいね。
また冷たい物を摂り過ぎると胃腸が冷えて食欲が減退したり、消化・吸収するために必要な体内酵素の働きが低下し、もたれや胸焼けを起こす原因になったりします。
これから湿気も増えジトジトしてくるとついつい冷たい物が欲しくなりますが、摂り過ぎは注意してくださいね。
※「私たちの体中を巡り細胞一つ一つを動かしている物は血と水」この内容については後日詳しくお話いたします。