皆さんこんにちは。お変わりなくお過ごしでしょうか。
最近、芸能人の方からの悲しい知らせがありました。
テジョンブログの中で、春は「肝」の季節と触れてきましたが、「肝」は自律神経、そして感情をコントロールする情緒にも深く関わりを持ちます。
・疏泄を主る(そせつをつかさどる)
精神機能や臓腑の活動をのびやかに円滑に保つこと。
気の巡りを調節する働きの中心は「肝」にありますから、「肝」が疲れ「肝」の働きが弱ってくると
「こころ」に影響を及ぼす事もあり、皆さんも聞き覚えがあると思いますが「5月病」と言われる気持ちの浮き沈み、虚無感にさいなまれる症状が起こったり、時にあってはならない事態が起こってしまう事とも関係する場合があります。
悲しい事態をなぜ起こしてしまうのか。
皆さんと共有したいのは、とにかく「脳疲労」「肝疲労」を解消する生活を心がけていただきたいという想いです。
今週から3週に渡り、
①「脳疲労」「肝疲労」はなぜ起こるのか?
②「脳疲労」「肝疲労」起こさせないように気を付けたい食事、運動。
③「脳疲労」「肝疲労」が起こっているかもしれないと考えられる時に、「脳疲労・肝疲労解消」に役立つサプリメントや漢方薬の話をしたいと思います。
東洋医学理論では「心(しん)」は西洋医学で言う心臓の機能的な働きを指す事と同時に「こころ」の働きについても「心」と位置づけます。
私たちは「胸がいっぱいになる」「胸がつまる」とか「こころが躍る」「こころが弾む」と表現しますね。
これは「脳」が感じるもの。
「こころ」は「脳」の働きでもあるのです。
10年位前から、「脳」に作らなくても良い、「脳」のゴミと言われる異種タンパク質アミロイドβと言う物質を除去する働きが衰えてくると認知症を起こしやすいとの報告がなされるようになりました。
異種タンパク質アミロイドβは認知症の問題だけではなく「こころ」の安定とも関係してきます。
この事にも触れながら話を続けていきますので、気が付く事があれば連絡くださいね。
また来週。