一年で一番寒さが厳しいのが2月。
12月に湯たんぽの話も書きましたが、寒さ対策についてもう一言添えさせていただきます。
防寒対策は外からと内からです。
暖房器具の使い方には配慮も必要ですし、湯たんぽ等も上手く使って過ごされたら良いと思いますが、食生活が身体を冷やす食材ばかりとなっていたのでは身体を動かす力が生まれてきません。
去年、この時期は身体を温めてくれる食材、特にニンニクや生姜を上手く使って免疫力を落とさないようキノコ類もしっかり食べていただきたいとのお話もしました。
特にご年配の方はタンパク質が不足しがちですから卵やお肉と一緒にニンニクや生姜もたっぷり使いキノコや野菜も食べていただけたらと思います。
ところで身体を温める香辛料の代表格と言えばトウガラシとコショウですね。
まずはトウガラシの話から。
テレビでも激辛チャレンジ！といった番組が作られ、悪魔のようなトウガラシ量を使って芸能人に食べさせています。
いくらバラエティー番組とは言え、いかがなものか・・・ そうした量のトウガラシを使う方はおられないと思いますし、香辛料の使い過ぎは身体に負担をかけますから気を付けてほしいのですが、食欲が落ちている時もトウガラシが入っていることで食欲を増進させる効果があります。胃内に停滞している余分な水分も発汗を促しながら身体の外に出してくれ、同時に身体も温めてくれます。
またトウガラシには脂肪燃焼効果もありますから、代謝を上げるにはピッタリの香辛料。
寒い時期ですから適度にトウガラシを使った鍋料理は最高です！
続きはまた来週。