先週からの続きになりますが、なぜ元気の指標と言われるアルブミン値が低下してしまっている方が増えてきているのでしょうか。
現代社会は簡単に食べる事ができるレトルト食品やハンバーガー、サンドイッチ等のパン食、カップ麺が溢れかえっています。
原因は偏った食事にあり、新型栄養失調とも言われています。
悲しいことに10代、20代の方でも「低アルブミン値」の方が増えてきています。
レトルト食品やパン食、カップ麵等に多く含まれる脂肪や糖は体内に貯蓄できる栄養素ですが、タンパク質（アミノ酸）だけは貯蓄する事ができません。やはり肉や魚、卵や大豆等タンパク質は日々食べるようにしてくださいね。
「アルブミン値」が低い方がおられましたら「アルブミン値」を上げるために使っていただきたいのは「出汁（だし）」です。
可能な方はご家庭で昆布やカツオから出汁を取り、お味噌汁やスープにお使いください。
「昆布だし」「かつおだし」「あごだし」等々、市販されている出汁もあります。
少しお値段はしますが、せっかく使っていただくのであれば保存料や香料、着色料や化学調味料などが一切入っていない無添加の天然物にしてください。
天然の「出汁（だし）」にはタンパク質もそうですが、カルシウムやマグネシウム、鉄や亜鉛といったミネラルを多く含んでいます。
ミネラルは多く摂れば良いという物ではありませんが、微量のミネラルが代謝を上げタンパク質の吸収も良くしてくれます。
当店お勧めのアミノ酸製剤やカルシウム製剤、カキ肉エキス製剤等は日頃から服用いただいた上で天然の上質な出汁をお料理に使っていただくとみるみるアルブミン値は回復いただけます。
ぜひお試しを。
ではまた来週。