では先週の続きを。
最近、揚げ物や油物、肉で言うならカルビやロースを食べたら胸やけを起こしたなんて方いらっしゃいますか?
間違いなくタンパク質や脂を消化分解するための体内酵素が減少気味かも。
胆汁製剤等の胃腸薬をサポートとして使っていただく事も良いのですが、もし胸やけをおこしやすい方がおられたら、肉を食べる前に千切りキャベツをよく噛んで食べておくようにしましょう。
キャベツの食べ方にはもう一つお勧めがありまして、「湯通しキャベツ」にチャレンジしてみてください。
沸騰したお湯に1枚ずつはいだキャベツをサッと入れてすぐに引き上げるだけ。
お湯をしっかり切ってごま油や塩、醤油、かつお節等をかけて食べてみてください。
キャベツは胃腸の働きが弱って消化不良をおこしている時にも最適です。
ただ消化不良をおこす原因に甘い物の摂り過ぎがあります。
漢方理論では胃腸が弱った時には甘い物を食するとありますが、これは一時的に考える事。
決して毎日続ける事ではありません。
また甘い物は胃腸を冷やします。
日々甘い物、特にケーキや菓子パン等を食べ過ぎていると、胃腸が冷え消化機能が低下しがちとなります。
また食べた物を消化しようと胃酸ばかりが増加し胸やけの原因ともなりますから、気を付けてください。
消化を助ける大根や白菜、キャベツと共に肉や魚、卵や大豆類を食べ、春を元気に過ごし多分猛暑になりそうな夏を過ごす体力をつけていきましょうね。
楽しくゴールデンウイークをお過ごしください。
ではまた来週。