暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが少し涼しくなってきたのでしょうか?
今年も熱帯夜が長く続きましたが、ようやく落ち着いてきたようです。
寝苦しい夜から解放されてしっかり睡眠がとれると良いですね。
眠りの質が改善されて出る良い結果と言えば・・・
朝起きて気持ち良くお通じが!
ある!!
コロナ禍の睡眠障害の項に、私たちの体を支える、起きている時に働く神経と休もうとする時に働く神経がありますと書きましたが、この二つの神経が自律神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経により成り立っており、起きている時に優位に働く神経が交感神経。
休もうとする時に優位に働いてくれないと困る神経が副交感神経で、リラックス神経とも言われます。
リラックス神経は休もうとする時だけでなく休んでいる・睡眠している時に働いてくれている神経で、リラックス神経が消化器官の働きを司ります。
と言う事は・・・リラックス神経がしっかり働いてくれる状態を作らないと、お腹は動いてくれません。
質の良い眠りがとれている状態の時に消化器官は一生懸命働いているのです。
消化器官の動きを蠕動運動(ぜんどううんどう)と言いますが、この蠕動運動は眠っている時が活動時間。
消化器官は起きている時にも働いていますが、食べた物の中で必要な栄養を小腸から吸収し不必要な物を大腸に送り出し排泄するよう準備できるか否かはリラックス神経にかかっています。
気持ち良くお通じを迎えるには根野菜や海藻類など食物繊維が豊富な食生活を持つことも大切ですが、睡眠の質を高める事も大切。
気持ち良く目覚める朝を作り、快腸に過ごして行きましょう!